辻堂でピアノ講師をしているミュージックドルチェの田中美穂です。
まだスラスラ弾けていないけれど、早く上達したように、雰囲気だけつけて、ひいてみてしまおう!♪と練習していませんか?
誰でも、細かい練習は面倒なので、気持ちよく細部は無視して、弾いてみる。よくある事だと思います。ピアニスト気分で楽しいですよね。
結果、レッスンで、もう一度細かく練習してね。と言われることに。。。(苦笑)
ある程度、譜読みができたら、いよいよ、部分練習がはじまります。区切り練習ともいいますが、曲の、始まりから、1小節ずつ、2小節ずつ、フレーズごと、一段ずつなど、繰り返し練習することです。
その際、回数を決めてやる方、時間を決めてやる方など、持続させるために、規則性を持たせるのも有効的です。小さい生徒さんには、うちでは、表を作り、シールやスタンプで努力が見えるようにしてもらっています。
ある程度達成したら、賞状がもらえたりしたら、嬉しいですよねー。
でも、時間や回数で繰り返し練習した後、通し練習に変えた途端、ボロボロミスが出てきて悩んでしまうこともありますよね。一回できたから、時間も、すぎたし先にいこう!と進むと全く忘れていることもしばしばです。
時間を、目標にするのもよいのですが、5~10回連続で、止まらないでできたら、次の部分へ進むようにすると、時間は不規則ですが、通奏したときにミスが少なく、達成感があると思います。
暗譜もできればしてしまおう!と目標を、ぐんぐん上げると、もっと通奏したときに、仕上がっていて嬉しくなります。
今日は時間もある。という日やここまではやろう。と頑張れそうな日は、完成度高い部分練習に挑んでみてはいかがでしょう?♪